格闘技イベント「ONE 172」(23日、さいたまスーパーアリーナ)で〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)と対戦する元K―1世界3階級制覇王者の武尊(33)が、不退転の覚悟を口にした。

 武尊は17日、都内で行われた記者会見に出席。来日したロッタンと視線を交錯させるなど、早くも戦闘モードに突入した。その後、試合に向けて意気込みを問われると「いい舞台が整ったと思うので、最高の大会にふさわしいメインイベントにしたいなと思います」と拳を握った。

 大会は海外の強豪と日本人選手が激突する「日本 vs 世界」がテーマになっている。その〝総大将〟としてロッタンと戦う武尊は「ここで日本人の強さを世界に見せられたらいい」と闘志をみなぎらせた。試合はK―1時代より2ラウンド(R)長い5Rで行われるが「5Rの戦いというのは分かってきた。ムエタイ選手は5Rに慣れていると思うんですけど、僕もスロースターターなので」と不安を一蹴。「5Rかからないかもしれないですけど、1秒も見逃さずに5R見てほしいなと思います」とKO勝利も見据えつつ呼びかけた。

 大一番に向けて「僕の格闘家人生の集大成になる試合だと思う。積み上げてきたものをすべてぶつけて戦いたい」。笑顔で締めくくることができるか。