イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督(40)が、クラブ〝レジェンド〟で元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏の発言に不快感を示した。

 指揮官は、2日に本拠地で行われたイングランド協会(FA)カップ5回戦でフラムにPK戦の末に敗退した後、英メディア「BBC」に「目標は再びプレミアリーグで優勝することだ。それがいつになるかはわからないが、我々には目標があり、何があろうと前進し続ける」と発言した。

 これに対して「BBC」で解説者を務めるルーニー氏は、マンチェスターUは現在リーグ戦14位につけている状況を踏まえて「『プレミアリーグで優勝を目指す』と言うのは、少し甘い考えだと思う。なぜなら、彼らはその目標からほど遠い位置にいるからだ」と語った。

 フラム戦後の会見で、アモリム監督は、ルーニー氏の指摘に関する質問を受け、こう答えた。「甘い考えとは、今シーズンでタイトルを獲得できるとか、来シーズンに向けて最有力候補になるとか考えることだ。プレミアリーグ優勝は、私ではなく、クラブとしての目標だ。今は難しい時期にあることも理解している。それに私の考えは甘くない。だからこそ、40歳にしてマンUの監督をしているのだ」

 どうやらルーニー氏は、アモリム監督が現状でリーグ優勝を目指していると解釈したようだが、マンU指揮官としては「甘い」とは言われたくはないだろう。リーグ優勝は難しいとしても、欧州リーグ(EL)優勝の可能性は残す。6日(日本時間7日)に、決勝トーナメント1回戦第1戦で、MF久保建英所属のレアル・ソシエダード(スペイン)と敵地で対戦する。