陸上の東京マラソン(2日、東京都庁前発~東京駅前着)で、女子の安藤友香(しまむら)は世界の舞台に大きく近づいた。

 世界選手権(9月、東京)の選考会を兼ねた一戦では、最初の10キロを33分15秒で入り、20キロを1時間6分29秒で通過。後半は気温が上がる中で「脚が止まって本当に苦しい走りになってしまった」というが、2時間23分37秒で日本勢トップの11位に食い込んだ。「(2時間)20分切りを目指してきた。準備としては手応えのある練習ができたけど、それを結果として残すことができなかった」と反省を口にしつつも「今後しっかり振り返って、さらにレベルアップして帰ってきたい」と決意を新たにした。

 世界選手権の参加標準記録(2時間23分30)の突破は逃すも、今回の結果を受けてJMCシリーズのランキングでパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)を抜き、暫定トップに立つことが有力だ。「もし代表に選んでいただけたら、せっかくいただいたチャンスなので、今日のような失敗をしないように、できる準備をしっかりして、最高の状態で本番を迎えられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 一昨年にはワコールからしまむらに移籍。さまざまな所属先で活動してきただけに「新しい環境で陸上をやれることに本当に感謝している。しっかり結果を残して、少しでも伝えられたら」。恩返しの気持ちでさらなる高みを目指す。

2017年ロンドン以来となる世界選手権マラソン代表入り前進した。