ロシアとウクライナの和平交渉の緊張が高まる中、トランプ大統領の情報筋が「最良のケースは、ゼレンスキー大統領が直ちにフランスへ出発することだ」と話しているという。米紙ニューヨーク・ポストが先日、報じた。
ゼレンスキー氏は、軍事援助の見返りとして自国の希土類元素の50%以上を米国に譲渡するという当初の米国の提案を拒否。また、17日にサウジアラビアで行われた、ウクライナを除外した米ロ外相会談を非難した。
いまやトランプ氏がゼレンスキー氏のことを「独裁者」と呼び、ゼレンスキー氏はトランプ氏について「ロシアの作り出したニセ情報空間に生きている」と批判するようになった。米国とウクライナの関係は悪化している。
マイク・ウォルツ米国家安全保障担当大統領補佐官は20日、「トランプ大統領は明らかに現在、ゼレンスキー大統領に非常に不満を抱いている」と記者会見で述べたほどだ。
ニューヨーク・ポスト紙によると、トランプ氏の側近にはゼレンスキー氏を擁護する者はいないという。両者の関係悪化により、ロシアとの和平交渉におけるウクライナの立場が危ぶまれている。
そんな中、ホワイトハウスの協議に詳しい情報筋は「ホワイトハウス内には反ゼレンスキー感情が広がっている」と話した。
また、トランプ氏に近い情報筋は「ゼレンスキー氏と世界にとって最善なのは、彼が直ちにフランスへ出発するべきだ」と明かした。フランスのマクロン大統領がゼレンスキー氏に好意的だからだ。
この「フランスへ出発すべき」という報道を受け、ロシアメディア「モスコフスキー・コムソモーレツ」は21日、ロシア下院の国際問題委員会第一副委員長アレクセイ・チェパ氏のコメントとして「ゼレンスキー大統領が国を去ったとしても、彼が取った行動に対する責任が免除されるわけではない。ゼレンスキー大統領にとって最大の危険は、彼自身の側近たちによるものだと確信している。側近らは自らの犯罪を隠蔽するためにゼレンスキー大統領を排除しようとしているのかもしれないという」と伝えた。
米ロはゼレンスキー排除に向かっているようだ。












