「ヤツ」の季節がやってきた。そう、花粉症である。ドクターによると、「酒は花粉症の症状を悪化させる」とのこと。花粉症の酒飲みにとっては戦々恐々だ。しかも今年は昨年の猛暑の影響で花粉の飛散量が2倍以上で、2月下旬には本格的なピークを迎える可能性があるという。できることなら花粉症の薬は飲みたくない。

 そんな時、取材で「ビタミンDが花粉症にいい」という話を耳にした。年末からビタミンDのサプリメントを飲み始めたのだが、そのせいか全くと言っていいほど症状が出ない。そんな話を飲み仲間のドクターにすると、「ビタミンDは免疫機能を向上させ、炎症反応を抑える効果がある」と教えてくれた。

 花粉症はまさに免疫機能が原因で発症する症状。花粉症患者はビタミンDが欠乏していることが多く、食事やサプリメントで補うと症状の軽減が期待できるそう。またアレルギー反応と深い関係がある腸内環境を整える効果もあるというのだから、試さない手はない。

 気になる摂取量は100μg(4000IU/1日)。DHCのサプリメントの場合だと、1粒25μgなので4粒飲む計算になる。成人の場合、1日当たりの上限量は100μgなのでギリギリの量だが、花粉症の改善には最適だという。効果が出るまでの期間は個人差もあるが、早い人なら1週間ほどで効果を実感できるようだ。花粉症とビタミンDの関係については、Xでも「効く」と話題になっていた。これは期待大である。

 サプリだけでなく、酒飲みならおつまみからもビタミンDを摂取したい。ブリの照り焼き、まぐろの刺し身、卵ときくらげの中華炒め、しめじとベーコンのバターソテーなどがおすすめだ。とは言え、酒を飲むと鼻の粘膜が腫れ、症状が悪化するのに変わりはない。ビタミンDで症状が改善したからといっても完治したわけではないので、花粉症シーズン中はいつもより酒量を控えたほうが賢明だ。