〝連邦機密〟を調査する議会タスクフォースを率いるアンナ・パウリナ・ルナ下院議員(共和党)は、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件には「2人の射手がいた」と話した。米紙ニューヨーク・ポストが11日、報じた。
タスクフォースは、トランプ政権によるJFK、ロバート・F・ケネディ元司法長官、公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺に関する文書を機密解除するにあたり、まずは1963年11月22日にテキサス州ダラスで起きたJFK暗殺事件の調査から着手する予定だ。
ルナ氏は連邦議会での記者会見で「ウォーレン委員会」(1963年11月29日にジョンソン大統領により設置されたケネディ大統領暗殺事件を検証するための調査委員会)に言及。「私がこれまで見てきたことから判断すると、議会で実際に行われた最初の公聴会では、1発の弾丸説に欠陥があった。射手は2人いたと思う」と話した。
ウォーレン委員会は、ケネディ大統領暗殺はリー・ハーヴェイ・オズワルドによる単独犯であると結論付けた。しかし、下院暗殺特別委員会は1979年の最終報告書で、「ケネディ大統領は陰謀の結果、暗殺された」と結論付けた。
ルナ氏は「ケネディ大統領暗殺事件に関するさまざまな捜査では矛盾した証拠が出ています。新しいタスクフォースが完全な真実でJFK暗殺について、これまで出回っていたいくつかの説に終止符を打つことができることを期待しています。そして完全な真実は透明性から始まります」と述べた。
ルナ氏によると、超党派のタスクフォースは、暗殺事件を調査するさまざまな委員会に所属していた人々に加え、「最初の暗殺事件の担当医師」の何人かを証言者として召喚する予定だという。
トランプ大統領は先月、JFK、その弟のRFK、キング牧師の暗殺に関する長年秘密にされていた文書の機密解除と公開を命じた。そんな中、大統領令以降、FBIだけでケネディ大統領暗殺に関連する約1万4000ページ分の資料を発見した。
ルナ氏は「タスクフォースはUAP(UFOを含む未確認異常現象)、USO(未確認潜水物体)、死亡した性犯罪者ジェフリー・エプスタイン氏の顧客リスト、新型コロナウイルスの起源、9・11テロ攻撃に関連する政府ファイルも調査します。われわれはトランプ大統領と閣僚らと協力してアメリカ国民に真実を伝えていく。この瞬間から、われわれは透明性を通じて信頼を回復していく」と話している。












