今年も海外では衝撃的な出来事がたくさんあった。トランプ前大統領が暗殺未遂に遭いながらも、連続しない選挙で大統領に返り咲いた2人目の人物となった。防戦一方だったウクライナがロシアに越境攻撃。シリアを親子で牛耳ってきたアサド大統領がロシアに亡命した。一方で、日本でほとんど報じられないトホホなニュースも多かった。海外B級ニュースをギュッと濃縮した「海外B級ニュースグランプリ2024」を大公開――。

【1位 いたずら目的で雌牛に近づいた全裸のロシア人がツノで突かれ病院送り(8月)】

 タイで、全裸のロシア男が雌牛に性的いたずらをしようとしたところ、ツノで突かれ、病院送りになった。地元住民からの「全裸の男が牛と格闘しようとしている」という通報を受けた警察が駆け付けたところ、男がツノで突かれているところであり、そのマヌケな姿がカメラに収められた。

 男は擦り傷と背中の傷を負い、病院に搬送された。退院後、牛に対して性的暴行を働こうとした疑いで逮捕され、滞在ビザの期限が切れていたことも発覚し、ロシアに送還されたようだ。

 男は、プーチン大統領がウクライナ侵攻を開始して以来、徴兵逃れのためロシア国外で暮らしてきた。大手国際航空会社の客室乗務員と付き合っていたが、フラれ、SNSもブロック。破れかぶれになったのか、腹いせで牛にイタズラしようとしたようだ。

【2位 アマゾンの辺境部族にインターネットを提供したところポルノに接続(6月)】

 アマゾンの辺境部族マルボ族は衛星インターネットサービス「スターリンク」のおかげでインターネットに接続できるようになった。

 当初、ヘビにかまれるなどの緊急時に、助けを求めることができるようになるため、ネット導入はプラスになるはずだった。

 しかし、初代リーダーのアルフレド・マルボさんは「若者がスマホの画面で生々しい変態的な性行為を見るようになった。それをマネしてみたくなってしまうだろうな」と心配している。

 若者たちのネット依存が深刻になったため、マルボ族のリーダーは、毎朝2時間、毎晩5時間、日曜日は終日、ネットへのアクセスを禁じた。

 ちなみに10月から1万人以上の北朝鮮兵がロシアに派遣されている。北朝鮮兵たちも人生で初めて自由にインターネットを利用できるようになり、ポルノをむさぼるように見ていたという。

【3位 中国の水族館でニセジンベエザメ騒動 しかもロボット(10月)】

 中国・広東省の深圳市の水族館「小梅沙海洋世界」で、大水槽の目玉となるジンベエザメがロボットだったため、客が入場料の返金を要求する騒動があった。

 小梅沙海洋世界は「生きたジンベエザメの取引が禁止されており、数百万元をかけてメカジンベエザメ(机甲鯨鯊)を展示した」と反論した。

 また、中国では9月には、広東省・汕尾市にある汕尾ペットパークに展示されていた2頭のニセパンダが騒動となった。暑いためか、ハァハァとあえいで、ワンとほえた。しかも、ふさふさした尻尾をブンブンと振っている。チャウチャウにペイントしたもので、動物園も認め謝罪した。

【4位 機内で「おしっこする」と客室乗務員をおどす(2月)】

 米国で飛行中の機内で「おしっこする」と客室乗務員を脅した女が起訴された。女は2023年11月にオーランド発フィラデルフィア行きのフロンティア航空機で尿意を催した。飛行機は着陸態勢に入っており、着席してシートベルトをしなくてはならない状況だった。
 しかし、女は「トイレに行きたい」と席を立った。乗務員が「座ってください」となだめた。被告は「おしっこする」と乗務員を脅し、「ごめんなさいね」と言い放ちズボンとパンツを下ろし、通路にしゃがみこんだ。幸い放尿はしなかった。

 悲惨だったのは、しゃがみこんだ場所近くの席にいた子供だ。起訴状によると「女は肛門と性器を見せた」という。トラウマになったことだろう。

【5位 トレッドミルで運動中に転落し窓から落ちて死亡(6月)】

 インドネシアの西カリマンタン州ポンティアナック市のフィットネスクラブの3階で、22歳の女性がトレッドミルでウオーキングしていた際、後方に転落した。後方の窓は開いており、女性はそのまま窓から落ちて死亡した。

 窓に背を向けてトレッドミルが設置されていた。トレッドミルと窓の距離はわずか60センチだった。窓枠の下部の位置は床から30センチの高さだった。開いていた窓の幅は90センチだった。