〝ネクスト三笘薫〟の強みとは? 明大サッカー部は4日、都内でJリーグ加入内定者の記者会見を開いた。J1東京V内定のMF熊取谷一星(くまとりや・いっせい=21)は、昨年のU―20日本代表に選ばれ、海外メディアからも注目を集める超逸材だ。明大の栗田大輔監督(54)は、熊取谷の素質に太鼓判。将来のA代表入りや海外移籍にも大きな期待を寄せている。
熊取谷は、同じくJ1チームへの内定が決まっている5人の4年生とともに会見に出席。名門の東京V入りに「すごく伝統のあるクラブでプレーできるのは光栄なこと。自分のできることを全うして、ヴェルディの勝利に貢献したい」と抱負を語った。イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(27)と同じドリブルが武器。英メディアからも「ネクスト三笘」として取り上げられたこともある逸材だ。
その熊取谷は自身のアピールポイントについて「ドリブルという言い方よりも『ファーストタッチ』、『運ぶ』、『相手の逆を突く』とか全て、ボールを扱うプレーが特長だと思う」と自己分析。その上で「大学4年間で球際、切り替え、運動量の3原則の部分がものすごく成長したと思う。自分はアタッカーの選手で高校時代まではドリブルが特長だったけど、その次がなかった。よりゴールに直結するプレーができるかという部分で、この4年間でプレーの幅が広がったと思う」と総合面での成長を実感している。
静岡県の浜松開誠館中・高出身。会見に同席した栗田監督は「彼が中1の時に、中3の試合に混ざって出場していたのを(現地で)見た。逆を取ってプレーしていて、面白い選手だと思ったのが第一印象。浜松開誠館高の青嶋(文明)監督に『あの子、成長したら明治だね』と言ったのを覚えている」と素質に〝ひと目ぼれ〟したことを明かす。
その上で、教え子の長所について「テクニックがあるし、ドリブルで人と関わってゴールに直結していける。細かいスペースに侵入していくプレーも見られる。それで点を取れて、アシストもできるのが彼の特長だと思う」と太鼓判を押した。
三笘は2022年カタールW杯で存在感を示した後、プレミアリーグで大ブレーク。栗田監督は「チャンスはみんな平等だと思うし、一個一個のチャンスをものにして自信を積み重ねていけるか。活躍の仕方によっては(A)代表とか海外(移籍)とかも全然あると思う」と、教え子の飛躍に期待を寄せた。
熊取谷も〝三笘級〟の評価について「結構前の話なので今はあまり気にしてないけど、いずれは三笘選手と肩を並べるぐらいの選手になりたいと思います」と笑顔で語った。成長を続けるドリブラーの今後に注目だ。












