パリ五輪レスリング男子フリースタイル74キロ級が9日に行われ、五輪初出場の高谷大地(29=自衛隊)が準決勝でカイルダグラス・デーク(米国)との激戦を制し、決勝に進出。金メダルまであと1勝となった。

 初戦の2回戦でヘアンドリ・ガルソンカバジェロ(キューバ)、準々決勝もヘティク・ツァボロフ(セルビア)にテクニカルスペリオリティーで勝ちを収めて迎えた準決勝。第1ピリオドで2ポイントを先取され、リードされる展開から9―4と逆転。第2ピリオドはリードを保って進めていく中、1ポイント差まで詰め寄られる場面もあったが、しっかり勝ち切った。

喜びを爆発させる高谷大地
喜びを爆発させる高谷大地

 兄・惣亮は2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪と3大会連続出場。兄のサポート役に回っていた高谷は、今回がようやくつかんだ初出場だった。それは悔しい思いするたびに強くなってきた証し。悲願の金メダルまであと1勝。今回は自分が主役になる。