パリ五輪柔道男子100キロ超級準々決勝で、3度目の金を狙う地元フランスのテディ・リネール(フランス)がツシシビリ(ジョージア)を下して準決勝に進んだ。試合終盤に両者がにらみ合い、乱闘寸前になる前代未聞の展開となった。
試合ではリネールが相手を倒して一本勝ち。しかし、アドレナリン全開のツシシビリは覆いかぶさるリネールを脚で払いのける。互いににらみ合い、何か口論したあと、ツシシビリはリネールを蹴るようなしぐさ。さらにリネールも去るツシシビリの脚をつかみ、再びにらみ合いに。胸を合わせてストリートファイト状態となったが、リネールは仰向けに倒れ込み、両手を挙げて何もやっていないアピール。審判にうながされ整列する前に、リネールは拳を突き上げてみせた。
審判はツシシビリの反則負けを通告。再び一触即発のムードとなったが、会場を去る際、リネールは観客をあおるしぐさを見せた。
結果を受け入れなかったツシシビリの振る舞いはもちろんだが、ネット上ではリネールの行動にも批判が殺到した。「リネールがこれあおってるよ」「リネールふつうにやり返してたし2人ともアウトになるかと思った」「やはりそうか。斎藤立が心配。リネールが反則しても審判は反則をとらず斎藤にとりそう。今回の五輪は普通にありえる」「柔道、観客をあおるのは、指導の対象にした方が。両者反則負けの失格でも良い」と、リネールだけおとがめなしの状況に非難が続いた。
日本の斉藤立(JESグループ)も準決勝に進出。地元の英雄の試合に注目が集まっている。












