東京・江東区長選を巡り公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元衆院議員、柿沢未途被告の公判が20日、東京地裁(向井香津子裁判長)で行われた。被告人質問で柿沢被告は、検察からのほぼすべての質問に対して回答を避けた。
柿沢被告は昨年4月の江東区長選挙を巡って木村弥生被告を支援し、地元区議らに対して現金約280万円を配るなどし、選挙期間中に木村被告の有料広告を違法に掲載させた罪に問われている。14日の初公判では「公訴事実について争いません」と起訴内容を認めていた。
この日行われた被告人質問で、弁護側から現在の心境を問われた柿沢被告は「私の行動・言論に端を発して捜査が行われ、多くの人が巻き込まれ、逮捕・起訴される人もだし多大な苦しみをもたらしてしまいました。私の責任は重いと考えており、その責任を踏まえ公訴事実は一切争いません」と述べた。
検察側からの質問に対しても壊れたレコードのように前述の文言を繰り返し、「質問の答えになっていない」と検察をイラつかせた。裁判長からも「イエスかノーで答えられる質問に対しては、イエスかノーで答えるように」と諭されると、その後は「お答えを差し控えさせていただきます」を繰り返すばかりだった。












