旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の所属タレントと、滝沢秀明氏(41)率いる「TOBE」所属タレントが今年公開予定の映画で共演することがわかった。滝沢氏が2022年10月に旧ジャニーズ事務所副社長を退任してから二度と交わることはないと思われていたが…。 

 映画制作スタッフが声を潜めて明かす。

「TOBE所属のIMP.(元IMPACTors)の椿泰我さんと、SMILE―UP.所属のHiHi Jetsの井上瑞稀さんが映画で共演するんです。今年公開予定で、舞台を映画化したものだとか。TOBEとSMILE―UP.の共演は初で、ファンにとってもビッグニュースになるでしょうね」

 旧ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏による問題を受けて昨年10月に社名をSMILE―UP.に変更。タレントのマネジメントとエージェント業務は、別会社「STARTO ENTERTAINMENT」を設立し、今春に移行する予定だ。

 一方、元ジャニーズ事務所副社長だった滝沢氏が昨年3月に立ち上げたTOBEには、元「V6」三宅健、元「Kis―My―Ft2」北山宏光、元「King&Prince」の岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀(ユニット名は「Number_i」)ら〝辞めジャニ〟が続々と合流。7人全員で旧ジャニーズ事務所を退所した「IMPACTors」も「IMP.」として所属している。

「旧ジャニーズサイドがTOBEを受け入れるのは難しいと考えられていた」(テレビ局関係者)というが、それでも共演実現の〝伏線〟はあった。

 TOBEは今年3月、全タレントが出演する東京ドーム公演を開催する。昨年12月に行われた取材会で、滝沢氏は旧ジャニーズ事務所について初めて言及。所属タレントの共演について「タレント同士みんな仲がいいと思います」とし、「もちろん、全然!」「全然アリだと思っています」と前向きに語っていた。

「滝沢氏は音楽をはじめとした日本の芸能界はK―POPなど韓国に押され気味のため、一致団結して日本のエンターテインメントを発信していく必要性を感じている。旧ジャニーズサイドもTOBEとの共演が実現すれば、〝再生〟をアピールできる。それに『今はケンカしている場合じゃない』という危機感も共通している」(レコード会社関係者)

 映画の脚本を担当するのは、3月31日をもって放送作家、脚本家を引退することを発表している鈴木おさむ氏だという。22年12月の「文藝春秋」(2023年1月号)で発表した小説「20160118」では、旧ジャニーズ事務所の対応を批判的に描いた。

「『SMAP×SMAP』に放送作家として関わっていた鈴木氏は、SMAP解散騒動をドキュメンタリーで描いた。舞台裏を暴露した内容だったため、旧ジャニーズサイドは怒ったといいます。ただ、それでも鈴木氏の脚本を受け入れたということは、生まれ変わったということかもしれません」(テレビ局関係者)

〝禁断の共演〟は、日本のエンタメ界が変わるキッカケになるかもしれない。