オーストラリアのビクトリア州を中心に金属探知機で古銭などのお宝を発掘しているユーチューバーに突然、懲役刑の可能性が浮上し、本人がガク然としているという。ユーチューブ番組「ディグ・イット・ディテクティング」を主宰するユーチューバーのルーク・フィリップスさんがフェイスブックで明かした。
フィリップスさんは6年間、金属探知機でお宝探しをしている。廃校や廃屋などを探し、毎回、かなりの量のお宝をゲットしている様子をユーチューブに公開している。しかし、土地所有者に許可を得てやっており、お宝は土地所有者に譲渡している。土地所有者のいない放棄地で発見したお宝は、自らのコレクションにして、お金のために売却することはないという。SNSに3万人のフォロワーがおり、あくまで動画配信するためにやっていることだからだという。
先日、ビクトリア州政府機関ヘリテージ・ビクトリアから警告書を受け取った。そこには、フィリップスさんが考古学的遺跡を荒らしたことで、遺産法に違反していると書かれていた。
遺産法では75年以上前の遺跡を考古学的遺跡として定義している。遺跡の発掘には特別な許可が必要だったが、フィリップスさんは許可を得ていなかった。遺産法違反の罰則は、12か月の懲役か約1100万円の罰金、あるいはその両方だという。
フィリップスさんは「州の遺跡リストに登録されている場所に立ち入ったことはないが、リストに登録されていない放棄地も75年以上前のものなら遺跡扱いだとは知らなかった。ただただ当惑している。がく然としている」と記している。
フィリップスさんは「金属探知機は隠された美術品を発見し、私たちの文化遺産を保存するための貴重なツールです。私たちと一緒にヘリテージ・ビクトリアに金属探知機活動の再考と支援を促しましょう」として活動を続けるためのオンライン請願を募っている。












