年明け早々、右足にしびれが出るほど思い切り腰を痛めてしまった。休みになった途端、お尻に根が張り、トイレ以外ほぼ動かないのが原因なのだろう。自他ともに“鍼ヘンタイ”と称する鍼灸師(以降ゴッドハンド)に出張鍼をしてもらった。
いつものよう、標本のカブトムシのごとく鍼だらけになる中、ゴッドハンドが「あれ?」と一言。不安になり、「何かしこりでもありますか?」と聞いたところ、「背中の筋肉が硬くなっていますね。家飲みを止めてから、やわらかくなっていたのに」とゴッドハンド。「さては年末年始にたらふく飲んでましたね?」と言いながら、ブスっと背中に太い鍼をうたれた。そう、まさにゴッドハンドの言う通り、年末年始は休肝日なく酒を飲んでいた。しかし、まさか酒の飲み過ぎで筋肉が硬くなるなんて。
ゴッドハンド曰く、「酒を飲むと筋肉を緩める作用があるマグネシウムが一時的に減少し、筋肉が硬くなってしまう」とのこと。特に動きの少ない背中、お尻は顕著に硬くなるのだそう。確かに自分で触ってみても、背中やお尻が硬いのが良くわかる。家飲みをしなくなってから腰痛とはほぼ無縁だったのは、こうした理由も関係していたのかも?
「飲み過ぎると筋肉を分解するホルモンも増えて、筋肉量が減りますからね。お酒はしばらく控えてください」ゴッドハンドはニヤリと笑いながら、お尻と腰にとどめの鍼を刺した。いつもながら脳天に響くような激しい治療だった。ゴッドハンドの言いつけ通り、酒を控え、湯船で太ももの外側、膝裏、骨盤の内側をセルフマッサージしたら、腰痛はほぼ改善。やはり飲み過ぎはカラダに支障をきたすのだ。自分を甘やかすのは、たいがいにしなくては。
ゴッドハンドによると、「飲み過ぎなければ、筋肉にはそう影響はない」そう。と言うことは、私は相当飲んでいたということか…。鍼で患部を直撃され、脂汗をかきながら「うぎゃー!」と悲鳴を上げないためにも、再度飲み方を見直そう。












