警視庁麹町署は12日までに、人気グループ「関ジャニ∞」の楽曲の作詞・作曲を手掛けた元音楽プロデューサーの前原利次容疑者(44)を詐欺の疑いで逮捕した。

 警視庁によると音楽ライブ配信アプリ制作会社から架空の音楽イベントの開催費用と有名アーティストの出演料の名目で、現金約730万円をだまし取った疑いが持たれている。同社が音楽イベントの会場の予約などがないことに気付き、警視庁に相談していた。

 前原容疑者は調べに対して「詐欺と言われても仕方がない」と容疑を認めている。また同容疑者が「当時は調子がよく、周囲からチヤホヤされていた。自分なら何とでもできると思った」と供述していることも一部で報じられた。

 さすがに架空のイベントはいずれバレてしまいそうだが…。同容疑者をここまで勘違いさせてしまった要因は何だったのだろうか。

 楽曲提供以外にも、バックバンドとして「関ジャニ∞」のライブにも参加していた。「楽曲提供は1曲のみですが、バックバンド『たこやきオールスターズ』のベースを担当し、関ジャニ関連の仕事をよくやっていたのでメディアにも出演していた」(音楽関係者)。そのかかわりは深く、ファンの間でも知られた存在だった。

「関ジャニ人気に加えて、前原容疑者もサポートメンバーの中でも人気があった。メディアにも出ていたので相手も信じやすく話がトントン拍子で進んだのでしょう。それが今回のような大胆な犯行につながったのでは」(同)

 だまし取ったお金を借金返済などに充てていたという前原容疑者。過去の輝かしいキャリアが忘れられなかったのかもしれない。