百貨店大手の高島屋がオンラインで販売したクリスマスケーキが、ぐちゃぐちゃに崩れた状態で購入者に届けられた問題で、27日に記者会見を行った。

 高島屋は自社のホームページで横浜市のフランス料理店「レ・サンス」が監修したクリスマスケーキ(税込5400円)を2879個販売。製造は埼玉県の菓子メーカー「ウィンズ・アーク」が請け負い、冷凍したものをヤマト運輸が配送した。

 しかし、23日から「ケーキが崩れている」との苦情が26日までに客から高島屋に1207件あり、そのうち807件でケーキが崩れていることを確認したという。

 会見で高島屋の営業本部長は「多くの消費者の皆さまにご心配をおかけいたしましたこと、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。その上で製造したウィンズ・アーク、配送したヤマト運輸への調査を総合的に判断した結果、「誠に遺憾ながら、原因の特定をすることは不可能という判断に至った」と明かした。

 原因が特定できない理由については、「当時と全く同じ環境を再現するのは現実的には極めて困難。したがって、ピンポイントで原因を特定できない、明確な根拠を見出すことは難しいと判断した」ためだという。

 同様のケーキは2019年から販売しており、これまで大きな問題はなかったというが、今後の管理体制については「各サプライチェーンに入り込んで話し合いをさせていただきながら、管理状況が万全かどうかを我々がしっかり確認する体制を強化していきたい」とした。