劇団・文学座所属の俳優・角野卓造(75)が18日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、劇団の後輩で昨年11月に61歳の若さで敗血症で亡くなった渡辺徹さんを追悼した。

「彼は『太陽にほえろ』でデビューして、歌手やバラエティー、司会などで活躍しましたけど、それでもやっぱり舞台がやりたい。だからずっと劇団にいて、芝居によく出てましたね」と回想した。

 1991年に共演した「息子です こんにちは」の公演では、当時29歳だった渡辺さんと全国を回ったという。

「その芝居が割と評判が良くて、日本全国からオファーがありまして、よく一緒に行ったもんです。長い時間、一緒にいましたね。北村(和夫)さんもまだ若くて元気でしたね」

 渡辺さんと言えば、大食漢で知られるが「芝居が終わって高速乗る前にコンビニに寄って。(妻の榊原)郁恵ちゃんが一生懸命コントロールしていたと思うけど、目の届かない所では結構食べてたな。そんなことも今、思い返すと良い思い出です」。

 お笑い好きの若手のために、リーダー気質のある渡辺さんが〝文学座・コント部〟を作ったこともあるという。

「若い子が生き生きコントをやって、徹が全部指導していた。外のお笑いの芸人さんたちと『徹座』といって、サンドウィッチマンさんや中川家さんとやったりして。お笑いの要素は芝居の中にとても必要だし、お客さまも喜んでくださる」とその功績と人柄を偲んだ。