米億万長者らが「米国民に対してハマスをテロ組織と定義する」ためのメディアキャンペーンに5000万ドル(約76億円)を投じる計画を練っているという。米メディア「Semafor(セマフォー)」が先日、報じた。
不動産億万長者のバリー・スターンリヒト氏は、イスラム組織ハマスが10月7日、イスラエルを襲った攻撃の数日後にこのキャンペーンを立ち上げた。セマフォーが閲覧した電子メールによると、富裕層50人以上にそれぞれ100万ドル(約1億5000万円)の寄付を求めたという。すでに数百万ドル集まったとみられる。
スターンリヒト氏は、CNNを傘下に置くワーナー・ブラザース・ディスカバリーCEOのデビッド・ザスラフ氏とこの取り組みについて「素晴らしい会話」をしたと書き、UFCとWWEを所有するエンデバーのCEOでタレントエージェントのアリ・エマニュエル氏がキャンペーンを調整することに同意したが、両氏の広報担当者は現在は関与していないと述べた。
スターンリヒト氏は「パレスチナ民間人の苦しみの光景が本物であれ、ハマスによって捏造されたものであれ、国際社会における(イスラエルの)現在の共感は確実に侵食されるため、世論は確実に変化するだろう」とし、「私たちは物語を先取りしなければならない」とメールしたという。
このメールは、メディア王デビッド・ゲフィン氏、投資家のマイケル・ミルケン氏とネルソン・ペルツ氏、ハイテク界の著名人エリック・シュミット氏とマイケル・デル氏を含む50人以上に送られたという。メールを受け取った人の純資産は5000億ドル近くになる。また、ユダヤ人慈善団体にも寄付を求めている。
この取り組みがどこまで進んでいるのか、誰が参加しているのかは不明だ。












