舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」が8日、初日を迎え、公演前に出演する乃木坂46の伊藤理々杏、佐藤璃果の2人とAKB48の田口愛佳、行天優莉奈が意気込みを語った。

「オッドタクシー」は、かわいいビジュアルを裏切り、本格的なミステリー・サスペンスが展開され、2021年4月の放送を皮切りに大反響を巻き起こしたアニメ。2022年の映画化を経て、現在は新プロジェクト「RoOT/ルート オブ オッドタクシー」コミカライズが連載中だ。

 今回の公演は、昨年1月に東京、2月には大阪で上演され反響を呼んだ舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」がメインキャスト一新で再演する。

 物語は、原作アニメの劇中に登場するアイドルグループ「ミステリーキッス」結成までの前日譚。2019年に行われた新規アイドルグループメンバー募集のオーディションから選ばれた二階堂ルイ、市村しほ、三矢ユキの3人がそれぞれの夢を持ってデビューを目指す姿と、オーディションに落ちたものの譲れない夢を持つ和田垣さくらの姿が描かれていく。

 取材会では、伊藤が「無事に初日の幕が開くことがすごくうれしいです。やっぱり初日ならではの緊張感はありますが、今回は、本編に加えてミニライブもあるので、お客さんと一つになって楽しめたらいいなと思います」とあいさつ。佐藤も「今日が初日ということで、私も緊張していますが、この舞台の面白さや、楽しさ、シリアスなところが伝わって、皆さんにいい感情をもたらせられたらと思います。カンパニーの皆さんのことが稽古期間で大好きになったので、仲の良さやみんなが大切だという気持ちもお届けできたらと思います」と語った。

 田口は「私自身はメインキャストで舞台に出演させていただくのが初めてなので、すごく緊張しています。稽古期間でこの3人と信じられないくらい仲良くなったのですが、仲が良いキャラではないので、それが出ないように頑張りつつも、カンパニーの暖かさやこの物語の良さが伝わればと思います」とコメント。行天は「現役アイドルがアイドルを演じる、不思議で楽しみな舞台です。舞台でなかなかペンライトを振ることはないと思いますが、ミニライブでは皆さんに振っていただいて、ライブを盛り上げてくだされば」と呼びかけた。

 行天のコメント通り、現役アイドルの4人がアイドル役を演じるとあって、注目度も高い。伊藤は、演じる二階堂ルイについて「すごく負けず嫌いで気が強い役」と分析し、「ルイちゃんまではいかないけれど、自分自身も負けず嫌いなところもあるし、アイドルに対しての熱意は同じものを持っているなと思いながら役作りしました」と明かした。

 三矢ユキ役の行天は「何でもできちゃう人なのですが、私自身は市村しほちゃんが一番近い。私はネガティブで自信がないタイプなので、今回は自分とは反対の役を演じます」と話せば、その市村を演じる田口は「私は自分に近いキャラはいないかな。『やばっ』というのが市村の口癖なので、共通点はそれくらい」と苦笑いを浮かべた。

 和田垣さくら役の佐藤は「さくらちゃんは明るくてアイドルになりたいという気持ちが強い子。私もアイドルになりたくてオーディションを受けていたので、その気持ちはよく分かります。ただ、明るくて元気というところは違うので、頑張って演じたい」と力を込めた。

 なお、初日公演の本編終了後には、「ミステリーキッス」の楽曲をメンバー4人で披露するスペシャルミニライブも開催した。