米国では先月下旬に公開されたソフィア・コッポラ監督の新作「プリシラ」で、改めて注目を集めるエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ(78)が、6年間の結婚生活に終止符を打った後、今まで再婚しなかった理由について初めて詳細に語った。

 米誌「ピープル」によると、プリシラは先週末、米ラスベガスのサウスポイント・カジノで行われた質疑応答イベントに出演し、エルヴィスとの離婚後、「もう二度と結婚できない」と感じていると明かした。

 プリシラはもし自分が再婚したら、「彼が耐えられるとは思えなかった」とし、「正直に言うと、彼の後に結婚したいと思ったことは一度もないし、そんな願望すらなかった」と告白。その理由は「彼に匹敵する男性は誰もいなかったから」と明かした。

 自身の回顧録を原作にした映画「プリシラ」は、本人が14歳、エルヴィスが24歳だった1959年、ドイツで2人がどのように出会い、友人になったかを描いている。その後、2人は1967年に結婚し、73年に破局している。

 ラスベガスでのイベントでは、プリシラは1968年に誕生した一人娘リサ・マリー・プレスリーさんについても触れ、十分そばにいてやれなかったことにエルヴィスは罪悪感を抱いていたと明かした。リサさんは今年1月、心臓発作を発症し、54歳で亡くなった。

「エルヴィスは多忙で、リサが幼かった頃、あまり近くにいられなかったことに罪悪感があった」とし、「自分のスケジュールやツアーのことを考えると、十分な愛情を注いでやれない状況で2人目の子供をつくることには躊躇(ちゅうちょ)していた」と元夫について語った。

 エルヴィスは1977年8月、「処方薬の極端な誤用による不整脈」のため42歳の若さでこの世を去った。