日米男子ツアー共催の「ZOZOチャンピオンシップ」最終日(22日、千葉・アコーディア習志野CC=パー70)、通算5オーバーの51位に終わった松山英樹(31=LEXUS)に〝物言い〟がついた。

 2021年大会覇者が上位に顔を出せないまま4日間を終えた。「ショットとパットの内容、ショートゲームの内容からしたらこの順位は仕方ない」と厳しい現実を受け止めた。

 2か月ぶりの復帰戦とあって結果に関しては仕方ない部分もあるが、76を叩いた2日目と3日目にはコメントせず、大会の主役としての自覚を欠いた。日本ゴルフツアー機構元会長で顧問の小泉直氏は「人間には好きなことと、嫌いなことがある。話したくないときもあるだろう」と取材嫌いの松山に一定の理解を示す。

 その上で、ゴルフ界の重鎮は世界トップレベルの選手だからこその注文をつけた。「技術だけではファンはついてこない。スポーツ選手だからといって対外的なことをおろそかにしてはいけない。米ツアー側の心証も悪くなりかねない。やはり(米大リーグ・エンゼルスの)大谷翔平選手のような対応力を身につけてほしい」

 2年前の優勝時にはプロゴルファーの鈴木規夫氏が「もっと親しまれるような選手になってくれれば」と語っていたように、課題は横たわったまま。誰しも見たいプロであるのは間違いない。あとは足りない部分を補えば、完璧なのだが…。その日はやって来るのか。