小泉進次郎元環境相に続いて育休を取る政治家が現れた。都民ファーストの会の尾島紘平東京都議が年明けに育休を取得することを検討している。尾島氏は10日に長男が生まれたばかり。都議会に育休制度はなく、関係各所と調整を行う。
小泉氏は2020年1月に合計2週間の育児休暇を取っていた。尾島氏は「小泉氏のように政治家が率先して取得することで社会の風潮を変えないといけない。政治家が取ることに賛否あると思いますが、『まず隗より始めよ』です」と話した。
小泉氏の育休には前向きな反応が多かったものの、一方で合計2週間という点に「中途半端」との指摘もあった。「断片的に育休を取るのではなく連続して休むことを想定しています。ツマミ食いではなくガッツリですね」と小泉氏以上に本格的な育休を取りたいという。
都議会に育休の制度はない。「本会議を育休のために欠席すると病欠と同じ扱いになりますが、育休が病欠というのはおかしいでしょう。若い政治家も増えてきています。都議会も制度として民間と同じような育休制度を自分たちで作らなきゃいけない」と指摘した。
尾島氏は小池百合子東京都知事の元秘書でもある。「小池氏からは子供が生まれる前に『あなた、取ったら』と育休を勧められていました。小池氏は自民党時代に『8819(パパ育休)運動』の旗振り役をやっており、この件ではかなり先駆けていました」。現在も東京都は育休を「育業」と呼び啓発している。
経験を政策に生かすつもりだ。「パパになって1週間ですが子供関連の政策について解像度が上がりました。わがこととして考えられる。育休についても実際に取ることでどこにハードルがあるのか分かるはず。世のお父さんが取得できるために何が必要かを理解したい」
政治家が育休を取ることで公務員、民間へと波及することが期待される。












