格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 6」(1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で、リオ五輪レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(29)が佐藤将光(36)に判定1―2で惜敗した。
1ラウンド(R)からタックルを仕掛けた太田だが、ケージでの戦いを熟知した佐藤に金網を背負われてテークダウンとならない。バックを取り強引にジャーマンスープレックスの形で投げも放ったが、致命傷は与えられなかった。R終了直後には首を抱えられつつ引き込まれたが、落ち着いて対処し首を抜くと上からパウンドを落とした。
2Rも相手のパンチをかいくぐりながらタックルを仕掛けるが、なかなか優位なポジションに持ち込めず。圧力をかけられて下がる場面も多くなり、終盤にはパンチの連打を受けて動きが鈍くなる瞬間も見られた。
最終3Rもともに譲らず。佐藤のパンチやヒザ蹴りを顔面に受け、鼻血を流しながら戦った太田は終盤、正面から首を捕らえられてギロチンチョークを狙われる大ピンチを迎える。しかしなんとか首を抜くと上からパンチを落としながら試合終了のゴングを聞いた。
判定の結果、1―2で僅差の敗北。目に涙を浮かべた太田は、佐藤の「すごい強かった。2週間前に僕との試合を受けてくれてありがとう。すごい。心もタフでした」との言葉を聞きながらケージを降りた。その後、太田は「メチャクチャ悔しいです。本当にもうちょっと出せたかなって思います。余力を残して負けてしまった」と無念そうに話す。さらに「もっとできたなっていう。(力を)出させてもらえなかったといえばそれまでなんですけど、試合巧者だなって思いました」とガックリ。今後について「ダメージも全くないので年末出させてもらえるんだったら。本当は勝って『(フアン)アーチュレッタとやらせてくれ』というのがベストだったんですけど、負けてしまったので、また1から直さなきゃいけないと思います。でもそれなりの戦いを見せられた自負もある。年末使ってくれるなら出たいっていうのもあります」と大みそかの出撃を希望した。












