NHKが7日午後、特別編成で「ジャニーズ事務所記者会見」を放送した。糸井羊司アナが司会を務めた。通常なら、午後1時55分から「テレビ体操」、2時から「ニュース・気象情報」、2時5分から「NHK地域局発」などを放送していた時間帯だ。

 会見が始まる前、今回の会見に至るまでの未成年者への性加害問題の経緯をVTRで説明。科学文化部の藤原淳登氏が会見の焦点として、「性加害を認めるか」「被害者の救済は」「藤島ジュリー社長の進退は」と3点を挙げた。

 ジャニーズ事務所の会見が始まると、会見を生中継しつつ、別の場所で会見を視聴している「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の人たちの表情をワイプで生中継した。藤島氏や東山新社長の言葉に対し、当事者の会のメンバーが真剣に見入る様子や、時には冷笑する様子などを映していた。

 また、会見と同時進行で、「会見のこれまでの内容」として、要点をテロップで表示。「事務所 性加害初めて認める」「藤島氏 社長を辞任」「新社長は東山氏〝年内で表舞台から引退〟」「藤島氏〝被害者に事務所として補償〟」「東山氏〝再発防止策を行っていく〟」「東山氏〝人類史上最も愚かな事件〟」「東山氏〝まずは再出発させていただく〟」「東山氏〝法を超えて救済必要〟」「白波瀬副社長も引責辞任」「藤島氏〝私が十分調査できず〟」「東山氏〝被害者は数百人の可能性〟」「藤島氏〝めいとして責任取る〟」などと分かりやすく伝えた。

 午後3時2分、NHKは生中継を打ち切った。糸井アナが会見の概要を読み上げるとともに、科学文化部・藤島氏が「藤島氏が社長を辞任し、東山氏が新社長に就任。藤島氏、東山氏ともに性加害を認める発言をしました。藤島氏は事務所として補償するといい、東山氏は心のケアの窓口を作って対応していくと言っていました。ジャニーズ事務所がどう被害者の期待に応えていくか注目です」として、冒頭で述べた会見の焦点3点へのジャニーズ事務所の言及をまとめた。

 午後3時13分に特別編成は終了。地方のニュースを放送後、「にっぽん百名山」を放送した。

 地上波放送は終わったが、会見自体はニュースサイトでライブ配信を続けた。