ジャニーズ事務所創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題が一向に収まらない。

 次々と名乗りを上げる被害者たち、国連人権理事会の調査…事務所側もまさかここまで騒動が広がるとは思ってもみなかったのではないか。

 先月29日には事務所が設置した「再発防止特別チーム」が会見を開き、問題の背景に一族経営によるガバナンスの欠如を挙げ、現社長である藤島ジュリー景子氏に〝辞任勧告〟を突きつけた。

 これを受け、ジャニーズ事務所は9月7日木曜日の午後から記者会見を開くと発表。特別チームの提言を受け、ジュリー氏の社長辞任は既定路線とみられる。

 それにしても、なぜ会見日時を9月7日に設定したのか? 追跡すると興味深い事実が明らかになった。

 まず、曜日的なところで言うと、木曜日は一連のジャニーズ問題を追及してきた週刊文春の発売日に当たる。電子版「文春オンライン」などは稼働しているとはいえ、本誌で会見の詳細や裏ネタを読むには翌週14日発売号まで待たなければならない。文春が後発になるよう、ジャニーズサイドのささやかな〝抵抗〟のようにも映る。

 会見の開始時刻は各局ワイドショー番組が放送される午後帯を予定している。これに関しては「ワイドショーの時間帯を外したり、週末ではなかったことを考えれば評価できる。会見の模様は各局生中継するはずで、ジャニーズ側は覚悟を決めたのかもしれない」(テレビ関係者)。

 さらに暦的な部分で言えば、9月7日は大安吉日。会見予定の9月上旬で大安なのは9月1日と7日のみ。とりわけ7日は「天の恩恵を受けることができ、人生の節目となる行動が吉を呼ぶ」天恩日と、「母が子を育てるのと同じように天が人間を慈しむ」と言われる母倉日が重なる開運デーだ。

 音楽関係者によると「9月7日の会見はジュリー社長辞任などの悲観的な内容よりも、新社長就任による新体制を発表し、事務所の新たな船出を印象付けるイベントになりそうだ」という。

 ちなみに、9月3日は金運の吉日である「一粒万倍日」と、この日から物事を始めるとうまくいく「甲子の日」が重なっているが、六曜は「先勝」。これは「先んずれば即ち勝つ」という意味で、午前中が吉で午後は凶。会見は午後帯なため敬遠したのかもしれない。

 ジャニーズ事務所は世紀の記者会見で逆風を鎮めることができるか。