MリーガーとVtuberによるオンライン麻雀のリーグ戦「神域リーグ 2023」のセミファイナルが28日に行われた。

 今回のセミファイナルでは、首位通過のヘラクレス以外の4チームが残り3枠のファイナル進出枠をかけて激突した。

 第1試合は東家から天宮こころ(ゼウス)、風見くく(グラディウス)、歌衣メイカ(アトラス)、渋谷ハル(アキレス)が出場した。

 脱落チームが決まる3試合の初戦は、東場から大きな点数変動のないひりつく展開に。しかしこの混戦模様を制したのは歌衣だった。南場の親番で跳満を渋谷から直撃するとそのままリードをキープ。チームのファイナル進出をぐっと近づける勝利を物にした。

「褒められに来ました歌衣です…」と満を持してインタビューに現れた歌衣は、「ファイナルに向けていいジャンプができたと思うので、次はもっとでかいトップを取りたいなと思ってます」と告白。その上で「今まで我慢してくれたファンのみんな、ありがとな…!」とファンにメッセージを送った。

 第2試合は東家から桜凛月(ゼウス)、天開司(グラディウス)、鈴木勝(アトラス)、或世イヌ(アキレス)が出場した。

 4位グラディウスと5位ゼウスのポイントが詰まる中、うれしすぎるトップを獲得したのは主催者でもある天開。東場の親番で効果的に加点すると、桜に跳満を直撃させ4万点を突破。細かい放銃こそあったものの鈴木の追撃も振り切り、最終戦に向けて有利な条件を作り上げた。

「お待たせしました、待たせすぎ…」と熱戦に疲れきった様子の天開。「後は(朝陽)にいなもいるので、このままファイナルまで行こうと思ってます」と最終戦にバトンを託すと「優勝します!」と短く気合いを入れた。

 第3試合は東家からルイス・キャミー(ゼウス)、朝陽にいな(グラディウス)、咲乃もこ(アトラス)、白雪レイド(アキレス)が出場した。

 ゼウスにとってはグラディウスとの大きなトップラスが必要となった最終戦は、ルイスが朝陽から三倍満を直撃でアガり、一瞬で2万点差まで迫る衝撃の展開に。

 その後も点差は縮まり、南4局まで逆転の目を残したルイスだったが、最後は2着の咲乃が軽い和了を決めてゲームセット。奮闘むなしくゼウスのセミファイナル敗退が決定した。

 ルール上、前の試合の結果を知らずに戦っていたため、大トップを取っての敗退はショッキングな結果だったはず。しかし、ルイスは「一緒に盛り上がってくれたのなら、今日はそれでいいのさ!」と気丈に振り返ると、「神域リーグの理念通り、一つだけ言えるのは、麻雀ってめっちゃ楽しい! 最後までみんな、追いかけてけ~! ありがとう!」と明るくファンに呼びかけていた。

 この結果ファイナルはヘラクレス、アキレス、アトラス、グラディウスの4チームで争われることが決定。長きにわたって繰り広げられた神域リーグの最終戦は、9月8日(金)に開催予定だ。

【第1試合】
1位 歌衣メイカ(+60・3)
2位 天宮こころ(+6・4)
3位 風見くく(-13・8)
4位 渋谷ハル(-52・9)

【第2試合】
1位 天開司(+62・2)
2位 鈴木勝(+15・8)
3位 或世イヌ(-24・8)
4位 桜凛月(-53・2)

【第3試合】
1位 ルイス・キャミー(+69・9)
2位 咲乃もこ(+16・8)
3位 白雪レイド(-20・9)
4位 朝陽にいな(-65・8)

セミファイナル終了時点のチームポイント
セミファイナル終了時点のチームポイント

【セミファイナル終了時チームポイント】
1位ヘラクレス  199・2
2位アトラス   120・1
3位アキレス   -36・3
4位グラディウス -132・8 
5位ゼウス    -150・2

【神域リーグとは】昨年から始まったプロアマ混合のオンライン麻雀のリーグ戦。今季は5チーム(各プロ1人+VTuber3人)が5月26日から全10節・計30試合を行い、セミファイナル、ファイナルを経て9月8日に優勝が決まる。監督はMリーガーの多井隆晴、鈴木たろう、村上淳、松本吉弘、渋川難波。