MリーガーとVtuberによるオンライン麻雀のリーグ戦「神域リーグ 2023」の第9節が14日に行われた。セミファイナルまで残り2節となった今節は、グラディウス以外の4チームが出場。実況は松嶋桃、解説はグラディウス監督の渋川難波が務めた。

 第1試合は東家から咲乃もこ(アトラス)、鈴木たろう(ゼウス)、渋谷ハル(アキレス)、緑仙(ヘラクレス)が出場。

 東場から満貫以上の大物手が飛び交う乱戦は、最終的に咲乃とたろうの一騎討ちに。わずか2000点差で南4局に突入したが、最後は咲乃がきっちりと2000点を奪取し、幸先の良いトップをものにした。

 咲乃は「とにかく結果が欲しかったんで、トップが取れて良かったですね」と振り返ると、「私がトップの時だけ連闘宣言してるんですよ」と告白。「なので連闘します! 頑張るぞー!」と次戦に向けて意気込んだ。

 第2試合は、東家から因幡はねる(ヘラクレス)、多井隆晴(アキレス)、ルイス・キャミー(ゼウス)、咲乃もこ(アトラス)が出場。

 1戦目から一転、この試合はそれぞれが守備力を発揮する締まった展開でスタート。途中ルイスが3連続加点でペースを握ったように思われたが、主導権を握ったのはまたしても咲乃だった。多井の国士無双テンパイを満貫でかわすと、親番では跳満と満貫を成就させ7万点を突破。最終的には今季半荘最高スコアとなる7万3200点を叩き出し、連勝という最高の結果で起用に応えた。

 咲乃は「序盤で箱ラス2回取ったりしてたんで、本当にうれしいです! 連トップやったー!」と素直に喜びを表現すると、「第1回(神域リーグ)で最多得点賞持ってるんで、連覇目指して頑張ろうと思います!」と再びのタイトル獲得に期待をのぞかせた。

 第3試合は、東家から白雪レイド(アキレス)、歌衣メイカ(アトラス)、ルイス・キャミー(ゼウス)、松本吉弘(ヘラクレス)が出場。

 この試合では松本が監督の意地を見せつけた。出だしから効果的に加点すると、2度の満貫で十分なリードを作り上げた。その後も素点こそ削られたものの首位は手放さず。首位ながら連敗と不穏な空気が漂っていたチームを勇気づけるトップとなった。

 インタビューでは「ありがとうございます! やりました!」と切り出した松本。「4(位)、4(位)と来てたんで、半分くらいはマイナスを戻せたんで良かったかなと思います」と冷静に振り返った。

 今節で首位のヘラクレスと2位のアキレスが共にポイントを減らした一方、3位のアトラスと4位のゼウスはしっかりと浮上。全体的にはポイント差が縮まり、下位チームにも希望が見える結果となった。

 レギュラーシーズン最終節となる第10節は21日(月)に開催予定。アキレスを除く4チームで、セミファイナルに向けたラスト3試合が行われる。

【第1試合】
1位 咲乃もこ(+56・4)
2位 鈴木たろう(+9・4)
3位 渋谷ハル(-20・5)
4位 緑仙(-45・3)

【第2試合】
1位 咲乃もこ(+93・2)
2位 ルイス・キャミー(+3・5)
3位 多井隆晴(-31・5)
4位 因幡はねる(-65・2)

【第3試合】
1位 松本吉弘(+60・6)
2位 ルイス・キャミー(+14・0)
3位 白雪レイド(-7・2)
4位 歌衣メイカ(-67・4)

第9節終了時点のチームポイント
第9節終了時点のチームポイント

【終了時チームポイント】
1位ヘラクレス  263・3
2位アキレス   62・3
3位アトラス   17・1
4位ゼウス    -108・6
5位グラディウス -234・1

【神域リーグとは】昨年から始まったプロアマ混合のオンライン麻雀のリーグ戦。今季は5チーム(各プロ1人+VTuber3人)が5月26日から全10節・計30試合を行い、セミファイナル、ファイナルを経て9月8日に優勝が決まる。監督はMリーガーの多井隆晴、鈴木たろう、村上淳、松本吉弘、渋川難波。