シンガー・ソングライターの泉谷しげるが12日、東京・葛飾区の障害福祉サービス事業所「水元そよかぜ園」で行われたサマーフェスタに出演した。ここで日大アメフト部の薬物問題について触れ、林真理子理事長に対し「大学をかばいたい気持ちは分からないでもないが、そもそもが〝かばい方〟のセンスが悪いんだよ」と泉谷流の雄叫びをあげた。

 同園は、生活介護事業と就労継続支援の2つを持ち合わせる多機能型の社会福祉支援施設。泉谷は「俺の歌が音楽療法になるかどうかは分からないが、今日は刺激療法にもなるかもしれない」と、日大アメフト部の薬物問題について語り出した。

「結局、林真理子って理事長になったと言っても日大のOBなんだろ? 理事長になって大学の改革をしたいとか何とか言っていたけど、俺から言わせたら変えようなんて気はないだろうし、そもそも変えることなんてできない」と持論を展開。

 その上で「今回の薬物問題も、副学長なんかは検事出身でありながら、自首するのを待ったなんて言っていたけど、要は尿検査とかで使用した証拠が出ないようにしただけだろ。明らかに隠蔽。理事長だって『ヤバいことは私には言わないで』ってことだったんじゃないの? しかも、会見を見ていたら分かるけど、自分の力で押し切りたいって思っていたんじゃないの」などと林理事長の対応に苦言を呈した。

 一方で「自分の大学を守りたいとか、かばいたい気持ちは分かるが、かわいそうなのは在学生だよ。だって今回のことが就職にも響きかねないかもしれないだろ。そりゃ理事長とか、学長、副学長なんてのは適当なことを言って、自分の立場さえ守ってればいいかもしれないけど、真面目に頑張っている学生にとっては迷惑な話だよ」と不安視していた。

 トークで盛り上げた泉谷は、ステージでは代表曲の「春夏秋冬」など4曲を歌い上げた。