MリーガーとVtuberによるオンライン麻雀のリーグ戦「神域リーグ 2023」の第8節が9日に行われた。

 セミファイナルまで残り3節となった今回は、アトラスを除く4チームが出場。実況は小林未沙、解説はアトラス監督の村上淳が担当した。

 第1試合は東家から天宮こころ(ゼウス)、因幡はねる(ヘラクレス)、天開司(グラディウス)、多井隆晴(アキレス)が出場。

 満貫でスタートダッシュを決めたのは因幡だったが、その後は多井がじわじわと追い上げトップ目に浮上。2人のデッドヒートが展開された後、勝負が決まったのは南3局。因幡が満貫で再び抜け出すと、そのまま逃げ切りトップを手中に収めた。

 手術からの復帰後で最高の結果を手にした因幡。チームも首位を独走する中、「ヘラクレスが勝ちすぎてて逆に応援したくないと思ってる方もいらっしゃるかもしれないですけど、すみませんがもうちょっと勝たせてもらいます~!」とさらなる躍進をアピールした。

 第2試合は、東家から因幡はねる(ヘラクレス)、風見くく(グラディウス)、鈴木たろう(ゼウス)、多井隆晴(アキレス)が出場。

 第2試合も東1局で因幡が親の満貫を成就させリードしたが、その後はたろう、風見、多井がそれぞれ加点。横並びの試合が繰り広げられた。

 しかし東3局に多井が親の満貫で抜け出すと南場でたろうも挽回し、Mリーガー2人の直接対決の構図が完成。その中でたろうは、風見のロン牌を見逃し首位の多井を直撃する〝山越し〟のアガリを披露。単独で4万点台に突入した。

 最後は多井も親の満貫で追い詰めたが逆転には至らず。監督同士のトップ争いはたろうに軍配が上がった。

 たろうは「たかちゃん(多井)をやっつけるにはあそこでやるしかないでしょう」と狙いを告白。「いろんな状況が揃ったから恵まれましたね」と謙遜しながらも、「楽しい麻雀が見せられて良かったなと思ってます。これからも名勝負がいっぱい起こると思うので、引き続き神域リーグ楽しんでください!」とファンにメッセージを送った。

 第3試合は東家から多井隆晴(アキレス)、渋川難波(グラディウス)、松本吉弘(ヘラクレス)、桜凛月(ゼウス)が出場。

 3人の監督が激突した試合は渋川が連続加点で主導権を掌握。序盤から十分な点差を作り上げると、その後は悠々自適な一人旅を開始。南場でも親の跳満をものにするとと、最後は7万点オーバーの大トップで試合を締めくくった。

 参考記録ながら今季最高スコアを叩き出した渋川は、「それはもう、監督はチームを支えるのが役目ですからね」と自信をのぞかせると、「グラディウスは何度倒れそうになってもギリギリ耐えてるんで、ぜひぜひ応援してください!」とファンを勇気づけていた。

 3チームがトップを分け合った今節は、ポイント変動もわずかとなり、順位変動は起こらず。セミファイナルに向けて残り2節の動向にさらなる注目が集まる形となった。

 次回の第9節は8月14日(月)に開催予定だ。

【第1試合】
1位 因幡はねる(+57・0)
2位 多井隆晴(+12・1)
3位 天宮こころ(-20・7)
4位 天開司(-48・4)

【第2試合】
1位 鈴木たろう(+54・5)
2位 多井隆晴(+9・9)
3位 風見くく(-18・3)
4位 因幡はねる(-46・1)

【第3試合】
1位 渋川難波(+96・9)
2位 松本吉弘(-4・0)
3位 多井隆晴(-30・3)
4位 桜凛月(-62・6)

第8節終了時点のチームポイント
第8節終了時点のチームポイント

【終了時チームポイント】
1位ヘラクレス  313・2
2位アキレス   121・5
3位アトラス   -65・1
4位ゼウス    -135・5
5位グラディウス -234・1

【神域リーグとは】昨年から始まったプロアマ混合のオンライン麻雀のリーグ戦。今季は5チーム(各プロ1人+VTuber3人)が5月26日から全10節・計30試合を行い、セミファイナル、ファイナルを経て9月8日に優勝が決まる。監督はMリーガーの多井隆晴、鈴木たろう、村上淳、松本吉弘、渋川難波。