富山競輪GⅢ「開設72周年記念 瑞峰立山賞争奪戦」は5日、3日目を迎える。決勝進出への最終関門である準決勝は10~12Rで行われるが、前回チャンプの松浦悠士(32=広島)は11Rに登場する。

 先日、日本競輪選手養成所に赴き、選手候補生を前に話をする機会があった松浦。「特別にこれを話してくれ、とかはなくて〝プロとして〟ということを話してほしい、ということでした」。

 自分の言葉をまとめるのも得意なタイプなので、思ったことをこれからの競輪界を担う若者に伝えたという。すると、そこでは面白い出来事もあった。

 日々の候補生のトレーニングは変わらずに行われており「講演は午後からだったんですけど、午前の練習でのタイムが2秒くらいより良かったって(笑い)。なら、いつもやれよって(笑い)」と、スター選手が来るのを待ち遠しく思った若者の血が沸き立っていたそうだ。そんな若者の無邪気な瞳の輝きを見て、トップ選手としての責任、自覚はより強まった。

 大会連覇をかけて、また7月小松島記念、同月函館GⅡサマーナイトFに続く3連続優勝を目指す身で、決勝進出は当然外せない。準決11Rは小倉竜二(47=徳島)と「伊勢崎(彰大、44=千葉)さんも付いてくれるとのことで」と3車になったラインを武器に、丁寧に攻め立てる。