岸和田競輪FⅠ「サテライト阪神カップ」が2日、開幕する。地元地区の近畿は村上博幸(44=京都)をまとめ役に山田久徳(35=京都)、小森貴大(33=福井)ら12R初日特選組が一致団結してシリーズをけん引する。予選からは川口雄太(26=徳島)に注目。7月の地元・小松島記念を経て思うところがあるようで――。

 小松島記念は二次予選6着で敗退。ただ犬伏湧也―久米良の3番手で離れてしまった内容に悔しさが残った。「あの時はあっ旋が出た時から、そういう(犬伏ラインに付く)場面もあると思って準備していたのに離れた。開催が終わってから課題が見えました」

 自身で動くスタイルに変わりはないが「いずれは(追い込み型に)変わりたいのはある」ことから「脚力もだし技術も」とレベルアップを誓う。

 とはいえ、犬伏が強烈過ぎたのも事実。小松島記念の準決では松浦悠士ですら口が空きつつ追走していたのも目の当たりにし「松浦さんがあんな表情で最終バックを走っているのは初めて見ました」。S班ですら歯を食いしばって付いていくほど〝頼もしすぎる〟先輩だ。

「だからこそ、犬伏さんの後ろを回れるようになれば(優勝を)取れる位置にいれる。まだ遠い話ですけどね」

 険しい階段は一段ずつでしか上がれない。今はタテ脚を基本に自在性にも磨きをかけつつ、描く未来を現実にする。