元女優・田島みわ氏(59)が26日、都内で行われた「アジアパシフィック女性会議」発会式に出席した。

 アジアパシフィック女性会議は、日本発でアジア・パシフィックエリアの女性が主体となり、民間レベルでの交流や意見交換を重ね各国のこれからの女性の未来像を話し合う場を作ることを目的に設立した。

 田島氏は、同会について「例えば文化外交であったり国際交流であったり、そういうものを通して世界平和、経済活動の発展を担っていければいいなと思います」と説明した。

 会場にはウクライナ、カンボジア両大使館の関係者や、台湾芸術家協会会員の歌手アマンダ・パンヌさんら外国籍の女性参加者が多数出席。意見交換などを行い親交を深めた。

 現在の日本の女性の立場に関して田島氏は「女性の政治家もそうですし、企業における管理職がかなり少ない。これだけの先進国なんですが、女性が上に上がろうとしても上がれない。システム化がされてないように思える」と現状を分析。

 続けて「最近の日本は女性の管理職以上や政治家を3割にまで増やしましょうという見解になっている。そういうものを信じて前向きに活動していけたら」と決意を語った。