福井競輪GⅢ「開設73周年記念 不死鳥杯」は25日の最終日、12Rで決勝が行われ、古性優作(32=大阪)が優勝。7月前橋以来、通算8回目のGⅢVを果たした。
近畿別線、大エース脇本雄太が競りと注目を集めた決勝戦。古性―稲毛健太が前受けで、後ろに佐藤慎太郎、清水裕友―柏野智典が続き、後方は藤井栄二をめぐって脇本―鷲田幸司と河野通孝が入れ替わりを繰り返す。
古性は「できるだけ早めに引いて、栄二と力勝負したかった」が、逃げ態勢の藤井後位を河野から取り返しに行った脇本とともに遅れてタイミングを逃す。今年GⅠ2冠王の役者は、冷静に中国勢の後ろに収まり立て直すと、先にまくった清水をバックで捉え、押し切った。
今大会は不調に苦しんだ。連日、浮かない表情で「申し訳ない」「脚力不足」と後ろ向きな言葉が何度も口をつき、決勝の直後も「展開が向いただけ。今日のレースをし続けると、上を目指すことはできない」と勝っても自己評価は厳しかった。
次節は西武園GⅠオールスター(8月15~20日)だ。「日程が合えば脇本さんと練習したい。どこまで立て直せるか、追い込んで高みを目指したい」。今年3つ目のタイトル獲得へ軌道修正を図る。












