ポーランドがロシアの有名テニス選手であるベラ・ズボナレワ(38)の入国を拒否したことを受けて、ロシア側が〝報復〟に出る可能性が出てきた。
ズボナレワは24日に開幕するBNPパリバ・ワルシャワ・オープンに出場するためポーランドに向かったが、ワルシャワ空港に到着後、同国の内務省が「国家の安全保障、さらに公共の安全の観点」を理由に入国を拒否した。
ズボナレワは、ウィンブルドン選手権や全米オープンでの準優勝や、2008年の北京五輪で銅メダルも獲得するなどロシアのテニス界をけん引してきたスター選手。そのためロシアでも波紋が広がっており、プーチン政権もポーランド側に報復措置を検討している。 ロシア国営通信社「タス通信」によると、同国の国家下院体育・スポーツ委員会のドミトリー・スビシチェフ委員長が今回の件を問題視。「WTA(女子テニス協会)は、ズボナレワに対する拒否を理由に、ポーランドでの大会開催資格を剥奪すべきだ」とポーランドに厳罰を下すよう強硬な方針を打ち出した。
さらに「各国のスポーツイベント主催者はビザと安全に関する責任を負う。今回の場合、これが保障されず〝差別行為〟が行われた。したがって、このような大会はWTAの地位に値しない」とポーランド側の対応を猛批判。WTAにポーランドを排除するよう要求していく構えだ。
ウクライナ侵攻が泥沼化する中で、今回の問題はテニス界の枠を越えて大きな騒動に発展しそうだ。










