フィギュアスケート女子でソチ五輪金メダルのアデリナ・ソトニコワ氏(27=ロシア)による告発が大きな波紋を呼んでいる。

 複数のロシアメディアによると、ユーチューブの企画内で「2014年のことを思い出してみると、しばらくしてからドーピングで陽性反応が出たと言われた。私は裁判を受けなければならなかったが、その後、彼らは私に無罪を言い渡した。なぜなら、もう1つの検体で私には問題がなかったからだ」とコメント。ドーピング検査で起きた〝ハプニング〟に言及していた。

 当時は大きな騒動に発展しなかったが、現在になってロシア国内では〝火消し〟の声が相次いでいる。ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏は、同国メディア「SPORT24」に対して「これについては何も知らない。彼女は私にその出来事を教えてくれませんでした」と説明。ロシアフィギュアスケート連盟のアレクサンダー・コーガン事務局長は「このような事象は初めて聞きました。こんなことはナンセンスだ」と語気を強めたという。

 さらに同国メディア「sports.ru」は、ロシア反ドーピング機関の「アデリナ・ソトニコワ氏のドーピング検査で陽性反応が出たことについての情報を持っていない」との見解を報道。各方面から否定的な声が出ているが、真相はいかに――。