男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(33=ユニクロ)は、下部ツアー大会カリビアン・オープンのシングルス2回戦(15日=日本時間16日、プエルトリコ・パルマスデルマール)で世界258位ミッチェル・クルーガー(米国)に4―6、6―3、6―2で逆転勝ちし、8強入りを決めた。

 第1セットは0―3とリードを許し、そのまま先取されるも、第2セットは安定したショットで奪い返し、第3セットは4ゲームを連取するなど相手を圧倒した。「出だしはタイミングが合わなかった」とし「徐々にタイミングをつかめ始めてきて、後半は攻撃的にいけたのがカギだった。どんどん前で打っていけたので。最後まで攻撃的にやれた」と振り返った。

 錦織は昨年1月に股関節を手術するなどの長期離脱からの1年8か月ぶりの復帰戦。試合勘や体力などを取り戻すための機会でもある。「こういう試合が必要になってくる。すごく良かったんじゃないかな。こういう試合をモノにして自信を付けていけると思う」と話した一方で「疲れはすごいですね。グランドスラムの準決勝が終わったあとくらいの疲れがきてますけど」と語っていた。

 中継局「WOWOW」のインタビューでは、錦織が1回戦を勝利した際に「正直なところ、静かにやらせてほしかった」と話していたことについて触れ「静かにさせてあげたいけど、日本の皆さんも注目している」と聞かれると「次の試合はよりそっとしておいてもらえればうれしいです。次も頑張ります」と苦笑いを浮かべていた。