広島サミット(主要7か国首脳会議)は中日となる20日を迎え、この日はメイン会場のホテルで各テーマについて会議が行われている。平和大通りを含む周辺道路は時おり規制がかかるものの、初日のような激しい規制で交通がマヒする事態には発展していないようだ。
一方、広島中心街の本通はというと、比較的落ち着いた雰囲気だ。
土曜日とあって朝からお酒の飲める店をハシゴする30代女性は「英国政府関連のスタッフが、流川の『すしざんまい』に大勢で押しかけて行列を作っていた」と目撃情報を明かせば、買い物に来た50代女性は「サミット期間になってから葉物野菜の値段がぐんと上がった気がする。サミットインフレね」と、食料品の値上がりを指摘する人もいた。
サミット期間中は食品卸業者が規制で広島に入ってきづらいため、多くの飲食店が臨時休業、もしくは時短営業を強いられている。さらにあちこちでデモ活動も行われて突然の非日常に広島市民も戸惑っていそうだが、「広島に注目してもらえるのは光栄」、「これで核廃絶への機運が高まれば」、「広島市民はお祭り好きだから」と、むしろサミットの雰囲気を楽しんでいる様子だ。
また、著名人が数多く広島入りしていることへの注目度は高い。有名お好み焼き店のママは「有働由美子さんが来てるのよ。私、ファンでぜひお会いしたいわ」と話せば、ウクライナのゼレンスキー大統領がサミット参加のため広島入りすることがニュースになると、平和大通りでVIPウォッチングしていた60代女性は「感動で涙が出ちゃう」と目を潤ませる場面もあった。
そんななか人気ナンバーワンは、タレントの鈴木福(18)だ。プロ野球・広島カープの大ファンとして知られる鈴木は、カープ女子からも絶大な人気を誇る。この日は日本テレビ系の朝の報道番組「ウェークアップ」に原爆ドーム近くの「おりづるタワー」から生出演。本通を歩くカープ女子たちは「福くんに会いたい!」「どこ行けば福くんに会えるの?」と大盛り上がりだった。












