函館競輪GⅢ「開設73周年記念 五稜郭杯争奪戦」は16日、12Rで決勝戦が行われ、嘉永泰斗(25=熊本)が、2021年10月の久留米以来、2度目のGⅢ制覇を10秒7のバンクレコードで飾った。2着は新田祐大(37=福島)、3着は犬伏湧也(27=徳島)。

 超絶スピードで自身2度目の記念制覇を北の大地で達成した。しかも神山雄一郎(55=栃木)が1995年にマークした10秒8のバンクレコードを、28年ぶりに更新するおまけ付き。

「犬伏さん(の仕掛け)にスイッチして、行けるところからだった。感触良くて余裕もあったし、行けるかな、という感じだった」

 初の記念制覇は北津留翼(38=福岡)の番手戦だったが、今回は自力での勝利に「自力で優勝したかったし、できて良かった。自力で勝てたのは大きい」と話す。加えて昨年の瓜生崇智(28=熊本)に続く熊本勢の連覇達成には「中学の時、自分が自転車を始めるきっかけになった先輩だし、『今年は自分が』と思った」と胸を張った。

「次はGⅠの決勝が目標」と力強く宣言した嘉永。6月岸和田のGⅠ高松宮記念杯(13~18日)が今から楽しみだ。