日本代表MF本田圭佑(27)が新天地イタリアのАCミランでピッチ外の“覇権争い”にも挑む。8日、本拠地のサンシーロで行われた入団会見では、ファッションへの強いこだわりを明かした。ミランにはエースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリ(23)がファッションリーダーとして君臨しており、本田との対決が注目されそうだ。

 会見で本田は「自分が何をしなければいけないのか。ピッチで結果を出すことだと思っていますが、ファッションも好きです」。サングラスをする理由についても「単なるファッション」とし、ファッションには強いこだわりを見せた。

 本田といえば、両腕に時計をする独特のスタイルが有名。また、日本代表に参加するため帰国する際には、奇抜な服装を披露してきた。上下真っ白のスーツ、なぜかスエットやサンダルで現れることもあった。成田空港での出入国時の“名物”となり通称「成田コレクション」とも呼ばれている。

 今回のイタリア入りでは、自慢の金髪を銀髪に染め直し、変化をつけた。これにはイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」も「日本風のベッカムのようだ」と好意的。同紙のボッチ記者も「ミランも本田のビジュアルイメージには相当、気を使っている」。

 今後もファッションの街ミラノで周囲を驚かせる服装をすることは間違いないが、新天地の名門クラブにもファッションリーダーがいる。何を隠そう「悪童」として名高いFWバロテッリだ。

 バロテッリは服装選びのセンスがあり、手足が長いのでスタイルも抜群。サポーターの間でもバロテッリのファッションは大人気。地元紙記者も「ぜひ紙面で取り上げたいね」と、本田と悪童のファッション対決に興味津々だ。

 だが、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長(77=イタリア元首相)は選手の服装には厳格なことで知られている。チームも紳士的な服装が伝統だとか。本田もあまりに奇抜なスタイルに走ると名誉会長の不興を買いかねないとはいえ、ピッチ外のエース対決でも日本とイタリアのファンを楽しませてくれそうだ。