【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】4月21日2回戦 東4局0本場=内川幸太郎(サ)、伊達朱里紗(格)、鈴木優(U)、勝又健志(風)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。チームにとってセミファイナルが半分ちょっと終わった時点でこのコラムを書いています。現状で6位と厳しい状況にはなってしまったのですが、しっかりと今まで以上にトップを狙ってファイナル進出を目指しますので応援よろしくお願いします。

 さて今週、取り上げるのは勝又選手です。東場の親番、一向聴になったところで14索、カン6筒、ドラのカン5萬のターツが残っていたところ、リャンメンの3索2索払いを選びました。ドラのカン5萬は触らないとして、苦しそうなカン6筒外しとなりそうですが、場に1索が3枚、4索が1枚見えています。さらにダブ東がヘッドで、筒子34557はすごく変化しやすい形ということで、ほぼノータイムで決断しました。

ここで迷わず3索切り
ここで迷わず3索切り

 次巡に3筒を持ってきて、優選手からリーチが入った直後に5萬を引いてテンパイ。無スジの7筒を切って一盃口ドラ1のカン4筒ヤミテンに構えます。ここで追いかけリーチしなかったのは、4筒は優選手の中スジになっていること、まだ変化があることが大きな理由だと思います。

テンパイですがひとまずヤミテン
テンパイですがひとまずヤミテン

 1発目に伊達選手から東が打たれましたが、これはポンしませんでした。自分のツモ番で2筒を持ってきて、無スジの3筒を切って東と5筒のシャンポンに待ち変えしてヤミテン続行です。東のトイツ落としだった伊達選手からもう1枚の東を打ち取り、7700点のアガリとなりました。

 伊達選手は安全牌の中を切った後に、優選手のリーチが入り生牌の東を切ったので、これは自分にとって絶対に必要だった牌ということです。ということは断定はできないけど、トイツ落としの可能性もあるよね、と勝又選手は見ていたのです。仮にシャンポンに変わったところでリーチしていたら、東は出てこなかったでしょう。

 親が無スジの7筒、3筒と切ってきたら他家は警戒しそうですが、この日の東1局で勝又選手はリーチに対して無スジをバンバン押して攻めました。だからこそ押していてもテンパイじゃないかもしれないなと周囲が思うかもということまで考慮に入れて、ヤミテンにしていたというのです。

“軍師”らしく布石を打ち、罠を張り巡らせた素晴らしいアガリでした。