【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。今回は、こんなご相談です。

【お悩み】中1になった息子の身長が伸びずに心配しています。プロテインを摂取している同級生もいるようなんですが、自然に成長を促すために、何か良い方法がないでしょうか。(40代男性)

【アドバイス】よく食べ、よく動き、よく寝て、背骨の周りをストレッチすることです。

【解説】息子さんは牛乳アレルギーだそうで、プロテイン(粉末状のタンパク質)を摂取させたほうがいいのかどうか悩まれていました。

 ただ、中学生がプロテインを毎日摂取することはおすすめしません。プロテインによって筋肉が大きくなり、体重が増えてしまうと、背骨が伸びにくい環境が生まれてしまうからです。

 自然な成長を促すためには、好き嫌いなくよく食べることです。若いころは早食い傾向があるので、しっかりかんでください。

 そしてよく寝ること。身長は眠っている間に伸びるので、最低7時間以上の睡眠時間を確保してください。WBCで大活躍した大谷翔平選手の平均睡眠時間は10時間以上と言われているように、一流のスポーツ選手は相対的に睡眠時間をしっかり確保しています。

 プロテインを細分化した必須アミノ酸BCAAなら、身長の伸びを妨げるほど筋肉が大きくなることはないので、中学時代に摂取しても構いません。高校生になってある程度、身長も伸びた段階なら、必須アミノ酸BCAAからプロテインに切り替えてもいいと思います。

 身長が伸びにくい子は、総じて姿勢がよくないケースがよく見受けられるので、歩くときも運動するときも、いい姿勢を意識してください。時間があれば、身体を左右にしっかりねじり、背骨周りの筋肉を常に柔らかく保っておくといいでしょう。