高知競輪GⅢ「開設73周年記念 よさこい賞争覇戦」は7日、2日目を開催した。その二次予選9Rに登場した平原康多(40=埼玉)が初日からの〝激変〟を見せた。

 歴戦の雄がきっちり立て直してきた。初日特選は脇本雄太や新田祐大らを相手に自力で動き「力が足りない! 全く動けなかったし…。でも、どのみち仕掛けてみても、今の脚では未来がなかった」と悲観的だったが、2日目は佐々木悠葵との連係から突き抜けた。

「初日の感じが悪くて、このままだと力負けする感覚があったので、ヤド(宿口陽一)と話しながら、シューズの位置とか踏み込むポジションを修正しました。おかげで2日目は断然に良かった。これなら戦える」と軌道修正に成功し自信を深めた。

 早い段階で課題をつかみ対策を練る修正力は、戦う上で大事な要素。少しでもブレると迷路をさまようことになる。今シリーズは常日頃から練習をともにする宿口がいることで、持ち直しもスムーズだ。

 3日目(8日)の準決10Rは長島大介を目標に得た。二予に続き自力は封印となったが、新田や太田海也ら濃厚な面々がそろっており、いざとなれば自ら飛び出すことも考える必要がある。

「準決、どこもすごいメンバーですね…」と目を丸くしたが、最善の判断を下し、混戦を戦い抜く。

エトキ・平原康多は脚力も修正力も超一流だ