サッカーロシア代表でエースストライカーだったドミトリー・シチョフ氏が、ロシアサッカー連合(RFU)が再び推し進めようとしているアジア転籍に「NO」を突きつけた。
欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、ロシアによるウクライナ侵攻が終結するまで国際大会への復帰は困難との見方を示したことで、RFUは再びアジア転籍へ向けた動きを加速させている。
そうした中、快足ぶりから現役時代に〝ロシアのオーウェン〟と称されたシチョフ氏がサッカー界のご意見番としてこの問題に提言した。
ロシアメディア「ガゼッタ」によると、シチョフ氏は「私はアジアのサッカーに精通しており、さまざまな国を訪れ、ユース年代のサッカーもプロのサッカーもレベルを知っている」とした上で「成長はなく、問題が増えるだけだ。質の高い成長、質の高い競争や試合の開催を行うという点で、サッカーでは非常に困難だ」と一刀両断。アジアはロシアにとってレベルが低いため転籍するメリットはないとバッサリ斬り捨てた。
「これは非常に深いテーマであるため、そっちへ行くと根拠なく言う前に、表面的ではなく深く掘り下げる必要がある。そうすれば、そっちへ行く必要がないことは誰にとっても明らかだ。さもなければ一歩後退してしまう」と転籍論に猛反対した。
スポーツ界で窮地のロシアだが、アジア転籍はプライドが許さないとの意見もまだまだ根強いようだ。












