国際オリンピック委員会(IOC)が、国際大会から追放されているロシアとベラルーシの選手について、「中立」を条件に復帰を認めるよう各競技団体に勧告した。そんな中で、〝アウト〟となる大物選手の選択に注目が集まっている。
IOCは条件として国旗や国歌の使用は認めず、軍所属、侵攻を支持する選手やチーム競技の出場を認めない方針。ロシア軍を象徴する「Z」のマーク表示も除外対象となる。
これに当てはまるためロシアで動向が注視されているのが、北京五輪フィギュアスケート女子銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(18)だ。演技後に指導を受ける〝鉄の女〟エテリ・トゥトベリーゼ・コーチに対し感情を爆発させ話題となったがその後、同コーチのもとを離れ、軍中央スポーツクラブ「CSKA」を拠点に練習している。
ロシアの名伯楽タチアナ・タラソワ氏は同国メディア「スポーツ・エクスプレス」に対し、CSKAの選手たちの今後について持論を展開。「もちろん、選手は去ることを考えるでしょう。CSKAには、トルソワだけでなく、全国王者(男子のマルク・コンドラチュク)もいる。CSKAの経営陣は、みんなが離れないよう考える必要がある」と、国際舞台復帰のためにトルソワらがクラブを去る可能性を指摘した。
一方、元世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワは同メディアに対し「困りましたね。今後、違う決定があるかもしれない。でもトルソワはグループにとどまる気がします」と反対の考えを述べている。
海外でも人気選手とあって、トルソワの決断が話題を呼びそうだ。












