社会学者の古市憲寿氏(38)が19日、ツイッターを更新。「ワイドナショー」への思いをつづった。

 フジテレビ「ワイドナショー」は19日、番組スタート以来コメンテーターとして出演した「ダウンタン」の松本人志が同番組の卒業を発表。この日がラスト出演となった。

 ゲストコメンテーターとして、同番組に不定期出演していた古市氏は「ワイドナショーはVTRが少なくて、出演者のコメントを全面的に信頼した番組なんですよね」と「ワイドナショー」に信頼感を持っていたことを明かした。

 その理由としては「時間がきちんとあるから、他の番組では炎上しそうなことも、きちんと説明できるし、それをフォローしてくれる松本さんと東野さんがいた。ゲームのような世界というか、現実ともテレビとも少し違う解放区でした」と、自身にとって安心感がある番組だったからだという。

 その上で「松本さんと東野さんが、『ワイドナショー』という世界を作ってくれて、出演者はその世界の中である種のキャラクターになれるんですよね。だからこその解放区だったのですが、ついに社会や時代の変化に飲み込まれてしまったということなのかもしれません」と松本の卒業を惜しんだ。