TBSドキュメンタリー映画祭「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」舞台挨拶が19日、都内で行われた。今年1月にすい臓がんのため死去した鮎川誠さんの長女・陽子さん、次女・純子さん、三女・知慧子さん、純子さんの娘で孫の唯子さん、寺井到監督が登壇した。
 
 陽子さんは「シーナ&ロケッツのやってきた音楽を映画にまとめていただいて本当にうれしく思います。お父さんが最後までロックを貫いた姿を映像に収めていただいて、ありがとございます」と感謝した。

 純子さんは劇中での印象的なシーンについて「新宿ロフトの11月23日のライブのシーンが最後に入ってるところですね。全身全霊でロックしているお父さんの姿が本当にカッコよくて。見ていて涙が出てしまいます」と瞳を潤ませた。

 知慧子さんは5月2日に下北沢シャングリラで追悼ライブを開催する。「そんな気持ちになれなかったんですけど純ちゃんと相談して縁のあるギタリストをお招きして開催しようと思ってます。また見れてうれしいみたいな気持ちになってもらえるように頑張ってやっていきたい。よかったら遊びに来て下さい」と呼びかけた。