元俳優のクリエイティブディレクター・小橋(こはし)賢児氏(43)が都内で14日、催事企画プロデューサーを務める大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の催事コンセプト及び主催者催事説明会に出席。「万博会場全体と来場者、日本中、そして世界中の人々が同じ時間、まるで1つの生命体のようにつながり、地球共感覚(=主催者催事コンセプト)を体験しながら、地球と全ての命の関係性を考えるキッカケを提供していきたい」などと、熱のこもったプレゼンを展開した。

笑顔の小橋賢児氏
笑顔の小橋賢児氏

 開幕は2年あまり先だ。催事のイメージが湧かないこと、関西圏の万博というイメージも先行し「盛り上がりに欠けるっていう多くの人もいるかもしれません」と、機運がまだ高まっていないことは認めた。

 ただ「2025年は、昭和から始まる100年の歴史が終わる時」だと小橋氏は強調。「そういうタイミングに国をあげて、企業をあげて、そして個人を含めてみんなでつながれる、チャレンジできるって2度とない」と指摘した。

「これまで培った素晴らしいモノは未来へつなげていき、何か間違えてしまったボタンのかけ間違いは新しく刷新して、これからの100年を創っていく。そういうキッカケに2025年をしたいと思っています」と訴え、企業や団体へ参加や協賛を呼び掛けた。

 小橋氏は、アメリカ発の一大音楽イベント「ULTRA JAPAN」を5年間手掛け、一昨年には東京パラリンピック閉会式の総合演出を担当。海外でも国家レベルのイベントを任されるなど、実績を積んでいる。

「手前みそですが…」とパラ閉会式を振り返り「多くの多様な方たちと一緒につくらせていただけて、その時間は尊い、感動的なものだったので、それは会場だけじゃなくて、あらゆる環境の人たちと一緒に作り出すことがすごく素晴らしいことだっていうのを、自分たちも含めてですけど、みんなに気付いてほしいという思いもありますので、ぜひそういう催事をつくれるよう目指していきたい」と決意を込めていた。