卓球の元五輪メダリストとして知られる福原愛さん(34)が、中国でメタバース業界に参入して起業家としての成功に期待が高まっている。

 引退後は様々なビジネスを手がける福原さんだが、新たにデジタル分野にも進出して話題を呼んでいる。

 台湾メディア「中天新聞網」は「福原愛のビジネスの焦点は(中国)本土の市場に移行しており、最近はプラットフォームと協力してメタバースに参入した。3999個の〝デジタルヒューマン〟のバーチャルグッズを限定数でリリースし、販売されている」と報道。現在世界中で活況を呈しているインターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した事業に乗り出した。

 中国では福原さんの事業に熱い視線が注がれており「バーチャル製品は、発売から約1週間で、最初の300個はすべて売り切れた」と即完売。「これは販売の第1段階で、4月8日には3999までの製品が再販売され、5月にはファンが福原愛のデジタルヒューマンをドレスアップできる製品が発売される予定だ」と今後続々と展開されることになる。

 中国では福原さんの実業家としての成功に注目が集まっている。