NHK大河ドラマ「どうする家康」で主演する嵐の松本潤(39)が、5月5日の「浜松まつり最終日」に参加することが発表された。市内中心部で「騎馬武者行列」を行い、松本は徳川家康役に扮して練り歩くというのだが、SMAPファンからは「どこまで木村拓哉をダシに使うつもりだ」と不満の声が上がっている。

 浜松は家康が天下取りの基盤を築いた地。大河のキャストが、物語のゆかりのあるところでPRするのは珍しくないが、騎馬武者行列という演出が波紋を広げているのだ。

 騎馬武者行列と言えば、映画「レジェンド&バタフライ」で織田信長を演じた木村拓哉が昨年11月に「ぎふ信長まつり」で信長に扮し、騎馬武者行列を行ったのは記憶に新しい。この時、用意した観覧席1万5000人に対し、約64倍の96万人を超える申し込みがあったと話題になった。

 ある芸能関係者は「この話題が冷めやらぬ1月8日に今度は松潤が愛知県岡崎市で『どうする家康』のパブリックビューイング&トークショーを行いました。定員900人に対して約17万人の応募があり倍率が196倍。〝キムタク超え〟の倍率と一部で報じられた」。

 木村は言わずと知れたトップスター。その木村を超えるほど松本は人気ということを言いたいのだろう。

「『浜松まつり』での騎馬武者行列は初めて。そのため、ファンにとっては『わざわざ松潤を木村と同じ土俵に立たせて再び〝キムタク超え〟をやりたいのか』『どれだけ木村をダシに使いたいのか』などとブーイングが起こっている」(同)

 5日放送の「どうする家康」第9話の世帯平均視聴率は11・8%と第8話の12・1%から微減。何とか盛り上げたいところだろうが、この騎馬武者行列は吉と出るか。