「議場での陳謝」の懲罰処分が決定したNHK党のガーシー(東谷義和)参院議員(51)が重大局面を迎えた。ガーシーは処分が決定した22日に帰国した場合を条件に「陳謝を受け入れる」と態度を軟化させたが、警察当局の動きには神経をとがらせており、「帰国は五分五分」というのだ。

 陳謝の処分が決定したが、これは懲罰委が作成した陳謝文を参院本会議場で読み上げるもの。次の文言になっている。

「院内の秩序を乱し、本院の信用を失墜させたことは誠に申し訳なく、深く自責の念に堪えません。ここに謹んで陳謝いたします」

 ガーシーからすれば屈辱以外の何ものでもなく、同僚の浜田聡参院議員は帰国、陳謝する可能性について「ない」と断言していた。

 ところが、ガーシーはフジテレビの取材に対し、帰国する場合は議場での陳謝を受け入れるとした。

「ガーシーは懲罰委の処分に謝罪するのでなく、あくまで投票してくれた28万人の有権者に申し訳ないとの気持ちで謝罪するとのことでした。ただこれはあくまで『帰国した場合』の条件付きです」(党関係者)

 ガーシーは俳優の綾野剛らに名誉毀損等で刑事告訴され、任意での事情聴取を求められている身だ。かねて警察当局の動きにはナーバスになっている。中でも帰国した場合に不当拘束されたり、捜査中を理由にパスポートを没収(返納)されるなどして、再びドバイに戻れない可能性があることだ。

 昨年12月に大阪の拘置所に収容された男性が急死した際にも「なんで取り調べ最中に死んだ事件いま全く報道されへんの」と当局への不信感を募らせていただけに、今回も「自分の身の保全が一番大事」としている。

 参院議院運営委員会は27日までにガーシーが懲罰を受ける意思があるかの回答期限としている。ガーシーと親しいロンブー淳は22日に「報道ランナー」(関西テレビ)で「陳謝が正式決定したから国会に行くべきと僕も思う」と帰国を勧めたが、ガーシーの決断はいかに――。